生産管理の仕事内容は?工場で働く1日に密着!

前回の記事に引き続き、「生産管理」について語っていきます。

筆者も生産管理として5年の経験があります。

本記事ではこの生産管理の仕事内容について筆者の経験を交えつつ、徹底解説していきます!

そもそも「生産管理」ってなに?って方は、ぜひ、前回の記事も読んでくださいね。

今日はとある生産管理の方の1日に密着してみました。

どんな仕事をしているのか?現場のリアルを見ていきましょう!

生産管理の1日に密着!

朝は工場の進捗管理から始まる

生産管理がまず朝にやらなければならないことは進捗管理です。

進捗管理って何?って人は前回の記事を読んでみてください!

今朝も工場では様々なトラブルが発生しているみたいです。ちょっと聞いてみましょう。

作業者Aさん
作業者Aさん

急に機械が故障して作業できなかった・・・

検査担当Bさん
検査担当Bさん

頑張って作ったけど、不良品ができちゃった・・・

現場班長Cさん
現場班長Cさん

急な病欠がいて作業者が足りなかった・・・

これらのトラブル、放置していたら生産計画どおりに作業が進みませんね。

製品を心待ちにしているお客さんにも迷惑をかけてしまうかもしれません。

ここで登場するのが生産管理です。

今日のトラブルにはこのように対処しましょう。

生産管理
生産管理

設備保全部門のは、機械故障の原因調査と復旧をお願いします!

品質部門と技術部門の方は、不良品の修理手順書を作ってください!

作業員の方は、1人休みなので今日は残業で対応しましょう!

司令塔らしくなってきましたね。

製造部門の作業者に指示をする、という仕事は、実は進捗管理の一部でしかないのです。

設備保全部門や品質部門、技術部門、他にもたくさんの部門の人に対して、スピーディに指示を行う。

トラブルを解消し、スケジュール通りに製品を完成させる。

これこそが進捗管理の本質であり、生産管理の大事な仕事なのです。

昼からは生産計画の見直しを行う

午前中の進捗管理が一段落した後、生産管理担当者の次なる重要な仕事は、明日以降の生産計画作成です。

生産計画についても前回の記事で書いているので読んでみてくださいね。

工場のメンバーが集まり会議が開かれているようです。

生産管理
生産管理

今日のトラブルを踏まえ、生産計画を見直しましょう!

設備トラブルが最近増えているようです。

設備保全部門
設備保全部門

過去のデータによると、設備は2ヶ月に一回故障し、

故障すると平均で5日、作業ができないようです。

生産管理
生産管理

月1日の定期メンテナンスを生産計画に折り込みましょう!

作業は月1日止まってしまいますが、設備故障を事前に

防止できれば、その分効率的に作業を行なえます!

設備保全部門
設備保全部門

いい計画ですね!私もメンテナンス頑張ります!

生産計画は一度作ればOK!というわけではありません。

日々状況が変わっていく中で、柔軟に計画を変更すること

様々なリスクを予測し、リスクを事前に折り込んだ効率的な計画を作ること

作った計画を関係部門に理解してもらい、納得して作業をしてもらうこと

これらが非常に重要になってきます。

不良品現場作業者の急病というトラブルも有りました。

これらのトラブルは、どのようにリスクを計画に折り込むのが良いのか?

皆さんで考えてみてください。

生産管理の仕事内容は?工場で働く1日に密着!:まとめ

この記事では生産管理担当者の1日に密着し、生産管理の役割と日々の仕事内容を掘り下げました。

生産管理は、単にスケジュールを管理するだけでなく、工場で発生する様々なトラブルに迅速に対応し、計画の調整を行う重要なポジションです。

また、関係部門とのコミュニケーションを通じて、チーム全体が計画を理解し、それに基づいて作業を実行することも重要であることがわかりましたね。

この記事を通じて、生産管理の重要性とその魅力を深く理解していただければ幸いです。

今後も本ブログでは生産管理に関する記事を書いていきますのでブックマークをよろしくお願いします!

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